マクラーレンのチーム代表エリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソの残留に自信を見せている。
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移籍やF1引退の可能性もあったアロンソだが、マクラーレンがホンダとの提携を解消してルノーエンジンに変わることから、契約延長に向けて話し合いが進んでいると見られている。
F1日本GP(8日決勝)が行われている鈴鹿サーキットで、ブーリエはアロンソとの契約延長について次のように語った。
「問題は特にないと思っているよ」
「既に契約の細部について話し合っているところだ。双方に継続する意志があるから、合意できると思う」
■バンドーンの成長を評価
チームメートのストフェル・バンドーンは、2018年にチームを率いる準備が「100%」できていると語っている。ブーリエもバンドーンの成長を認める。
「ストフェルは準備ができているか?」
「彼はここまで今シーズン15レース、その前に1レース出走している。経験豊富とは言えない」
「しかし、ここ3、4回のグランプリで彼が成し遂げたことを見れば、パッケージの潜在能力をフルに活用する術を知っているのは明らかだ。それがチームを大いに助けている」
■ルノーエンジンですぐに勝てるかは疑問
F1第15戦マレーシアGPでルノーエンジンを搭載するレッドブルが優勝したことを受けて、アロンソは「良いシャシーがあれば」ルノーエンジンで勝てると語った。
これについて聞かれると、ブーリエはより慎重な姿勢を示した。
「彼ら(レッドブル)とルノーの関係は10年かけて進化してきたものだ。しかし、われわれも最大限の結果を達成しようと固く決意している」
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