トロロッソのカルロス・サインツは、次のF1マレーシアGP(10月1日決勝)にどのチームから出走するか、まだはっきりしていないと話している。
23歳のサインツはレッドブルの育成ドライバーだが、2018年に「レンタル」という形でルノーF1に移籍することが決まっている。
しかし、早ければマレーシアGPからジョリオン・パーマーに変わってルノーF1で走るのではないかという報道もある。
サインツは「どうするか、まだ誰からも聞いていない」とスペインのラジオ局『Onda Cero(オンダ・セロ)』に話している。
■戻るとすればレッドブル
ルノーF1へのレンタルは1年だけだが、2019年に戻るとすれば、移籍先はトロロッソではなくレッドブルになるという報道があった。サインツ自身もこれを認めている。
「僕は、来シーズンから強くなる可能性のある別のチームに貸し出される」
「戻るとしたら、トップチーム(レッドブル)になるだろう」
「これは価値が認められている証拠だと思う」
■2020年にはチャンピオン争いに加わりたい
将来のチャンピオン候補として育成されていると感じるかという質問には、サインツは次のように答えた。
「もし僕がメルセデスAMGかフェラーリに乗っていたら、チャンピオン争いができていると思う」
「僕自身は、それ(チャンピオン争い)は2020年になるんじゃないかと考えている」
「フェルナンド・アロンソの3回目のタイトル獲得のほうが、カルロス・サインツの1回目より先になる可能性が高いと思うよ」