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ザウバー、来季はドライバー総入れ替えも?9月末までには確定か

2017年09月24日(日)5:52 am

ザウバーが2018年のドライバーラインアップを近日中に決定することになりそうだと報じられている。

■ルクレールが今後4戦でザウバーのフリー1を担当

少し前までは、メルセデス所属ドライバーであるパスカル・ウェーレインは来季ザウバーにとどまることはできず、代わりにフェラーリの育成ドライバーであるシャルル・ルクレールあるいはアントニオ・ジョビナッツィがその後任の座に座ることになるだろうと言われていた。

そして、昨年ザウバーの新オーナーとなったロングボウ・フィナンス社と太いパイプがあるマーカス・エリクソンが2018年も続投となるのは確実だと見られていた。

事実、ザウバーは今季の残り6戦のうち、マレーシアGP、アメリカGP、メキシコGP、ブラジルGPの4戦で金曜フリー走行1回目に19歳のモナコ出身ドライバーであるルクレールを起用することを発表。これにより、来季ルクレールがザウバーに登用される可能性が一段と高くなったものと考えられている。

■エリクソンの去就が不透明に

だが、ルクレールが上記の4レースでフリー走行1回目に出走するときに乗るマシンは、ウェーレインのものではなくエリクソンのものになると伝えられている。

うわさによれば、今年7月にモニシャ・カルテンボーンの後任としてザウバーの新チーム代表となったフレデリック・バスールは、今後ザウバーを勝てるチームにしていくためにはエリクソンではなく、今季ザウバーが獲得した5ポイントすべてを稼ぎ出したウェーレインを続投させるべきだと考えているようだ。

もし来季のザウバーの1台を新人のルクレールが受け持つことになれば、当然ながらそのチームメートにはより速くて一貫性のあるドライバーが求められることになる。そういう観点からは、予選でも決勝でもエリクソンより好成績を残してきたウェーレインの方がいい選択肢となるのは確かだろう。

■交渉はメルセデスに任せているとウェーレイン

来季に向けての見通しについて質問を受けたウェーレインは、母国ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対し、自分の将来に関してはすべてメルセデスに委ねていると次のように答えた。

「僕は彼ら(メルセデス)のジュニアドライバーなんだ。個人的なアドバイザーと一緒にやった方がうまく行くとは思ってはいないよ」

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ザウバーは「9月末もしくは10月初旬」までには2018年のドライバーラインアップを決定することになるだろうとしている。

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