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【画像11枚:タイヤ戦略】ボッタス、ベッテルを抑えて1ストップ戦略で制す/F1ロシアGP

2017年05月02日(火)6:30 am

メルセデスのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1ストップ戦略でロシアグランプリを制し、キャリア初優勝を果たした。これまでのソチでの決勝同様、ほぼ全ドライバーが1ストップ戦略を採用した。

ウルトラソフトを装着して3番グリッドからスタートしたボッタスは、第1コーナーでトップに立ち、優勝を争ったフェラーリのセバスチャン・ベッテルよりも先にピットストップを行い、スーパーソフトへ交換している。

ベッテルは、その6周後にピットストップを行い、レース終盤、よりフレッシュなタイヤでボッタスを追い上げたものの、ボッタスが逃げ切って優勝している。上位8名のドライバーが、ウルトラソフト→スーパーソフトと繋ぐ戦略を採っていた。

■ピレリカーレーシング責任者マリオ・イゾラのコメント:

「この週末で最も気温が上昇し、序盤のセーフティーカー導入もあった中、ロシアグランプリ決勝は、戦略的には予測通りの展開となりました。長いターン3の存在により、数台のマシンの左フロントタイヤにわずかなブリスターが発生していましたが、タイヤ性能に影響を及ぼすほどではありませんでした。

予測通り、滑らかな路面でデグラデーションレベルは低くなり、大半のドライバーが1ストップ戦略を採用しました。ボッタスとベッテルに象徴されるように、ピットストップのタイミングに関して戦略の違いが見られ、最後までエキサイティングにレースを盛り上げていました」

戦略的には予測通りのレースが展開された。ピレリの予測した最速戦略は、ウルトラソフトでスタートし、26周でスーパーソフトへ交換する1ストップ戦略だった。ボッタスは27周目に、ベッテルはその6周後にピットストップを行った。レース序盤のセーフティーカー導入が、全ドライバーのピットストップタイミングに影響を及ぼした。

■コンパウンド毎のラップタイム上位
■スーパーソフトタイヤ(レッド)
1 キミ・ライコネン(フェラーリ) 1分36.844秒
2 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1分37.312秒
3 バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1分37.367秒

■ウルトラソフトタイヤ(パープル)
1 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1分38.197秒
2 フェリペ・マッサ(ウィリアムズ) 1分38.232秒
3 バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1分38.350秒

■最長スティント数
■スーパーソフト 30周 ケビン・マグヌッセン(ハース)、ダニール・クビアト(トロロッソ)
■ウルトラソフト 40周 ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)











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