メルセデスチーム代表のトト・ヴォルフは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父ヨスとの電話について一蹴した。
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レッドブル首脳のヘルムート・マルコとクリスチャン・ホーナーは、メルセデスの代表であるトト・ヴォルフが元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンに電話をかけて、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンのタイトル争いに息子のマックスが介入しないように説得していたことを明らかにした。
■マルコ、ニキ・ラウダに申し伝える「自分たちだけでレースしろ」
マルコは、トト・ヴォルフの同僚ニキ・ラウダに対して次のように語った。
「君のドライバーたちがコース上で他のクルマにいてほしくないなら、11時(レース開始2〜3時間前)に自分たちだけのレースをすべきだね」
■トト・ヴォルフ「ヨスが復帰してレースしてくれ」
「ああ、電話したよ。時々電話しているしね」
トト・ヴォルフは、ヨス・フェルスタッペンに電話したことを『Bild(ビルト)』に認め、次のように続けた。
「私たちは昔からお互いをよく知っていて理解しているんだ。私がヨスに電話したメインメッセージは、ヨスがレースに復帰すれば、マックスにとって良いと思うという事だった」
「私は昔から彼の家族を知っているんだ。彼らが好きだし、電話したいと思えば誰にでも電話するよ」
「私はヨスとよくおしゃべりしているんだ。レース、ドライバー、若い才能、カートをしている彼の娘まで、その時々に色々とね。我が家で一緒に彼らとディナーを食べたこともあったよ。だから、すべてナンセンスだね」
■フェルスタッペン親子は・・・
マックス・フェルスタッペンは「全体的な話として大げさだね」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に語っている。
父親のヨスは、電話したことは認めたものの、コメントは避けた。
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