レッドブルのダニエル・リカルドが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われたF1マレーシアGP決勝を終えて次のようにコメントした。
●【レース結果】F1第16戦マレーシアGP、タイム差、周、ピット回数
■ダニエル・リカルド「フェルスタッペンとはクリーンで激しいバトルができた」
決勝/優勝(今季初/通算4勝目)
ここで優勝できるとは思っていなかった
「素晴らしい日になった。ものすごくうれしいし、ちょっとばかり感情的にさえなっているよ。(優勝しての)シャンパンはずいぶん久しぶりだ。2、3週間前に今季優勝できるだろうって言ったんだけど、正直に言ってこのサーキットで勝利を手にすることができるとは思っていなかった」
シューイをするには汗をかき過ぎた
「勝利し、シューイ(ドライビングシューズでシャンパンを飲むこと)をするには汗をかき過ぎたレースだと思うけど、僕にとってはそれほど悪いものじゃないよ。僕の靴で飲んだほかの連中にはちょっと申し訳なく思うけど、ファンの声援が僕を後押ししてくれたからね」
マックスとはフェアでクリーンな戦いをした
「今日は僕たちが必要としていたチャンスが巡ってきたし、それを手放すまいと決心していたんだ。マックス(フェルスタッペン)とはいいバトルもできた。彼はハードに戦うレーサーだし、それは僕たちどちらにも共通しているよ。僕たちは激しく、攻撃的に戦った。だけど僕たちはギリギリまで攻めながらも、コース上にとどまり続けることができるということも示せたと思う。僕たちはフェアでクリーンな戦いをしたし、どちらもそれを楽しんでいたと思うよ」
バーチャルセーフティカーに助けられた
「僕のタイヤは彼のものより少しばかり古くなっていたけれど、僕はできる限り彼に抜かせまいとしていたよ。バーチャルセーフティカーが導入されたとき、僕たちは2人ともピットに入って新しいタイヤに交換した。それによって僕は最後のスティントでは少しうまくやることができた」
チームの進歩という点で素晴らしい年
「今年はチームの進歩という点で素晴らしい年になっている。昨年よりも一歩高いレベルでシーズンをスタートしたし、その後もその調子を維持し、さらに改善してきている。そしてこのサーキットで優勝できたのは本当に素晴らしいことだ。この結果を可能としてくれたチームにお礼を言いたいし、今日の結果について本当に感謝している」
モナコでの複雑な思いを受け入れるのは難しいことだった
「モナコの後ではすごく複雑な思いに駆られたし、それを受け入れるのは難しいことだった。だけど、チームとして僕たちがそれを乗り越え、より強くなってきていると感じていたよ」