F1マレーシアGPで優勝したダニエル・リカルド(レッドブル)は「少し感傷的」になり、ジュール・ビアンキに勝利を捧げた。
●【レース結果】F1第16戦マレーシアGP、タイム差、周、ピット回数
リカルドは、2014年F1ベルギーGP以来2年ぶりの勝利だ。ビアンキが亡くなって以降、最初の勝利でもある。
■2年ぶりの勝利を心から味わう
「なんて日だ…今すごく疲れきっているよ。(優勝のシャンパンを)飲むまでだいぶ長く間が開いてしまった。たった2週間前のレース後に『1勝したい』と話したら、次のレースで僕らが勝ったんだ」
「モナコ以来、僕は今年中に1勝できると信じ続けてきて、そして実現できた。ちょっと感傷的になっているんだ、ウソじゃないよ。本当にたくさんの感情を感じているんだ。僕は本当に心から感謝しているよ」
■ジュールに捧げたかった
「僕もジュールにこの1勝を捧げたい。僕は彼に勝利を捧げるのを待ち望んでいたんだ」
「あの事故以来、僕の人生は間違いなく変わったんだ。僕は自分が持っているものすべてに、深く感謝している。僕は彼にこの勝利を捧げる」