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17歳のストロールにウィリアムズでF1初テストのチャンス

2016年09月14日(水)5:50 am

引退するフェリペ・マッサの後任としてウィリアムズからのF1デビューがうわさされているランス・ストロールは、F3チャンピオンに王手をかけている。

17歳のストロールはウィリアムズの開発ドライバーを務める傍ら、ヨーロッパF3選手権に参戦している。10日(土)、11日(日)に開催された第8戦では3レースで2勝を挙げた。

これによって、最終戦を待たずに次の第9戦でストロールがチャンピオンを決める可能性が出てきた。また、選手権3位以上はほぼ確実なため、F1出場に必要なスーパーライセンスの発給要件もクリアできる。

■「プレッシャーはある」とストロール

10月末で18歳になるストロールは、『Radio-Canada(ラジオ・カナダ)』にこう話している。

「確かに、シーズンが終わる前にチャンピオンになることも可能だ。でも、そのことは考えたくない」

「プレッシャーはあるし、大勢の人がいろいろ言っている。でも、僕がやらなければいけないことは、F3でシーズンをきちんと終えられるように集中することだ」

「人はF1のことを話すし、F1はより大きな世界ではあるけれど、結局のところ僕にできるのは自分のベストを尽くすことだけだからね」

■F1初走行が「待ちきれない」

ウィリアムズは、2014年仕様のF1カーで走行する機会をストロールに与える。これについて、ストロールは次のように語った。

「詳しいことは知らないんだ。ウィリアムズは僕のために2014年のクルマで走行するプログラムを組んでくれた。ただ、いつ始まるのかは分からない。ヨーロッパやヨーロッパ以外のいろいろなサーキットに行く予定だ」

「待ちきれないよ。ワクワクするし、忙しくなるね。ただ、2つの世界を少し分けて、一つ一つに集中しなければいけない」

■F1が無理でもGP2に

2017年は、GP2にステップアップすることも選択肢だとストロールは話す。

「チャンスが訪れたら、もちろん行きたい場所はF1だよ」

「でも、やらなければいけないことがGP2だとしたら、それをやらなきゃいけない」

「まだ分からない。どちらの選択肢にも可能性はある」

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