昨年、17歳にして鳴り物入りでF1デビューを果たしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続く存在として注目されるミック・シューマッハ。7度のF1世界王者ミハエルの息子で現在17歳の彼は、将来のF1入りを嘱望される存在だが、そんな期待に冷水をかける人物が一人。ミックのマネージャー、サビーネ・ケームだ。
先週末のF1第12戦ドイツGPでもミックは、うわさの的だった。無理もない、彼はメルセデスAMGやフェラーリのピットを訪れたのだから。
ミハエルにとってF1現役最後のチームがメルセデスAMG。チーム代表で共同オーナーのトト・ヴォルフはドイツGPの週末、次のように語っていた。「彼(ミック)は、実に印象深い若者だ」
「人懐こく謙虚で、立ちふるまいに優れている。ティーンエイジャーの見本的存在だ」とドイツ『Sky(スカイ)』にコメントするヴォルフ。
ヴォルフはドライバーとしてのミックの速さも認めていて、将来のF1有望株だと話す。
その一方でケームは、ドイツ『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』紙に、次のように言う。「もっかミックは、ドイツとイタリアでF4を戦っています」
「普通に考えれば次のステップは、F3です。そのうちまた、テストを行う予定です」と話すケームだった。