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レッドブル「ダニエルにはたいへん申し訳ない」/F1モナコGP決勝

2016年05月30日(月)4:22 am

F1第6戦モナコGP決勝を終え、レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンは、次のようにコメントした。

【結果】F1モナコGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■ダニエル・リカルド「今のこの気持ちが嫌でたまらない」
決勝/2位
「ウェットタイヤを履いて走った序盤は、非常に速かった。僕としては、やるべきことはすべてやった。インターミディエイトで走っている連中の様子はどうかと何回かチームにたずねたところ、僕のペースはとても良く、そのまま走り続けても問題は無いとのことだった」

「その後、『この周でピットに入れ』との指令が飛んだ。インターミディエイトを履き、ルイス(ハミルトン)の後ろに付けたんだ。次にルイスがピットインした際、彼の前に出るつもりで、僕らはタイヤ交換を1周後ろにずらすことにした。すべて準備万端。ところがピットに入ると、新しいタイヤが用意されていないじゃないか」

「今のこの気持ちが嫌でたまらない。みじめな気持ちになるなんて間違っている。だって、モナコで表彰台に立ったんだよ。めでたい話じゃないか。感謝してしかるべきだ。この2戦、速さは見せている。それは良い。ところが、勝てないんだ。速いくせに結果が伴わないなんて最悪な気分だ。お涙ちょうだいは、好きじゃない。ポジティブに話を締めくくろうじゃないか。僕らはどんなコンディションでも速い。良いことだよ」

■マックス・フェルスタッペン「自分が情けない」
決勝/リタイア
「自分が情けないし、チームにも申し訳ない。せっかく彼らががんばってマシンを用意してくれたのに、その努力に報いる成績を出せなかったんだ。流れは良かった。ポイント圏内に入っていた。ピットレーンからスタートしてポイントを獲得するなんて、とても美しい締めくくり方だったのにね。でも僕は、今日の出来ごとから学んだ。次のカナダGPでは、必ずや逆境を跳ね返してみせる」

「今日は特に序盤で、路面がとても滑りやすく非常に難しかった。その後どんどんと状態が良くなり、路面は乾いていった。以降、僕らのペースはすばらしかった。マシンを抜き去るわ、前方の集団を切り裂くように走るわ、気分良かった。その後ソフトに履き替えたところ、タイヤをロックアップさせてしまった」

「ラインを外すと、当たり前の話だがそこはウェット状態だった。おかげでクルマは制御不能さ。結局これもレースなんだね。出入りの激しいレース。でもアクセルを緩めるわけには行かない。物ごとを前向きにとらえてプッシュし続けないと。おかげで今日は多くを学んだ。今は次のカナダGPに集中している。モナコの出来ごとは忘れたよ」

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