ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスが、モンテカルロ市街地サーキットで行われたF1モナコGP決勝を振り返って、次のようにコメントした。
【結果】F1モナコGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■ロマン・グロージャン「本当ならポイントに手が届いていたはず」
決勝/13位
「キミ(ライコネン/フェラーリ)に押されてバリアに突っ込んでしまったんだ。僕はクルマをバックさせるしかなくて、あれで終わってしまったよ。僕は順位を下げてしまい、あそこでレースが終わったようなものだ」
「マノーのクルマの後ろで走り続けるのは大変だった。乾いたラインは1本しかなかったし、追い抜くのは不可能だったよ。60周ほども同じクルマの後ろを走っていたし、可能な限りのことはやったけれどね」
「いいニュースは、シャシーはうまく機能していたということだ。僕たちはいいセットアップを行うことができた。あの事故の前にはマッサ(ウィリアムズ)の前にいたんだ。だから本当ならポイントがとれていたはずなんだ。僕たちには素晴らしいスタートができていたよ」
■エステバン・グティエレス「ドライタイヤに換えたらバランスが崩れた」
決勝/11位
「すごく難しいレースだった。複雑な気分だよ。最初のほうはすごくよかったんだ。ウエットでは本当にいいペースで走ることができていた。ところが、ウルトラソフト(タイヤ)に交換したら、クルマに自信が感じられなくなっていたんだ。そこから難しくなり始めたし、モナコでは自信が持てないとかなり引くしかないからね」
「全体的に、チームとしてもっと一貫性やタイヤの理解を向上させるために学べることがたくさんあると思う。今日最も焦点を合わせていたのはそのことだったんだ」
※グティエレスは12番手でゴールしたが、その後11番手でフィニッシュしていたバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)に10秒加算ペナルティーが科されたため、ひとつ順位が繰り上がって11位が正式リザルトとなった。