マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、鈴鹿サーキットで行われるF1第14戦日本GP(27日決勝)に向けて意気込みを語った。
■ジェンソン・バトン「楽なレースにはならないだろう」
「鈴鹿はカレンダーの中でも特にお気に入りのサーキットであることは間違いないよ。S字、デグナー、スプーン、130Rとスリルに富んだコーナーがある。ほかにはこういうコーナーのコンビネーションがあるサーキットはないし、ドライバーにとっては本当に大きな挑戦になるんだ」
「日本は、僕にとっては第二の故郷のようなものさ。僕の妻は日本人のハーフだし、僕も多くの時間をここで過ごしてきた。美しい国だし、人々はすごく温かくて情熱的なんだ。そういう国を愛さずにはいられないよ。それに、2011年の鈴鹿での勝利は僕にとっては屈指のものだったと思っている。コース幅も狭いし、曲がりくねった部分もあるテクニカルなサーキットだから、うまく走るのは本当に難しいんだ。だからあの勝利は自分にとっては大きな誇りが持てるものだ」
「そして、鈴鹿はホンダにとってのホームレースだ。だからチーム全体にとって重要な週末になる。楽なレースにはならないと思う。かなり高速のサーキットだし、最高速が重要になるからね。でもファンのために最大限の力を尽くしていくよ」