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フェラーリ移籍のうわさでボッタスに心理的影響が?

2015年09月12日(土)21:21 pm

バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)は、フェラーリ移籍のうわさで心理的な影響を受けていたようだとチームの最高技術責任者、パット・シモンズが語った。

シーズン前半は、ボッタスがキミ・ライコネン(フェラーリ)の後任としてフェラーリに移籍するといううわさがまことしやかにささやかれていた。しかし、夏休み明けにフェラーリはライコネンの残留を発表。ウィリアムズも、同じドライバーラインアップを来季も継続すると発表した。

シモンズは、F1公式サイトのインタビューで、このうわさについて影響があったか聞かれ、次のように答えている。

「このうわさが流れている最中、バルテリの結果は、シーズン中のほかの時期ほどは良くなかったように思う。バルテリに聞けば、きっと同意はしないだろうけれど」

どういう部分からそれが分かるのかと聞かれると、シモンズはこう説明した。

「ただ分かるんだ。私は、去ろうとしているドライバーや首脳陣の姿を以前に何度も見てきたから」

「ここ(F1)で成功するには、細部にまで徹底して注意を払い、完全に集中していなければならない」

「“フェラーリで走る? 走らない?”とか、“ウィリアムズは自分を必要としているのだろうか?”とかいったことを考えていたら、ドライバーは絶対に最高の力を出せないものだ」

ボッタス自身も、移籍のうわさが邪魔になったことは認めているが、チームとの関係に影響はないと話す。

「僕たちの関係はまったく傷つかなかった。チームを去ろうとしているんじゃないかと思われると、そういうことも起こりかねないものだけれどね」

「ダメージはまったくないし、チームに残れてすごく満足している。チームも僕の残留をすごく喜んでくれているよ」

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