マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)の父親であり、自身も元F1ドライバーであるヨス・フェルスタッペンが、息子のフェラーリ移籍のうわさについて語った。
ドライバーの移籍情報がメディアをにぎわせる「シリーシーズン」もこれから佳境に入っていくことになるが、すでに今年トロロッソからデビューを飾った17歳のフェルスタッペンにフェラーリへの移籍のうわさがささやかれている。
だが、フェルスタッペンが所属するレッドブルのドライバー育成プログラムを主導するヘルムート・マルコ(レッドブル/ドライバー育成責任者)は、フェルスタッペンとレッドブルの間に交わされている契約は水も漏らさぬものであり、そんなことは不可能だと主張している。
そして、フェルスタッペンの父親であり、マネジャーでもあるヨスもドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。
「我々にとって非常に重要だったのは、レッドブルとの間に長期契約を結ぶことができたということだ。そして、そのことにすごく満足しているよ」
「どこからそんなうわさがたったのかまったく分からないが、それもマックスがいい仕事をしているということを示す証拠かもしれないね!」
「それに、フェラーリがキミ・ライコネンをほかのドライバーと交代させることを考えているようだし、恐らくはそこからこういううわさが始まったんだろうと思うよ」
そう述べたヨスは、次のように付け加えた。
「だが、我々はフェラーリとは何の連絡も取りあっていないというのが事実だよ」