イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』が17日(金)に、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)とフェラーリが2016年の契約締結に関して合意に至ったと報じた。
もちろん、これはキミ・ライコネンに対しフェラーリが2016年の契約延長オプションを行使しないということだ。ライコネンとの契約延長オプション行使期限は7月31日(金)であるとされており、少なくともその日以前にボッタスとの契約が正式に発表されることはないだろうと『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』は付け加えている。
ウィリアムズとボッタスの現在の契約においては、ウィリアムズ側が2016年に向けての延長オプションを有していると言われていたが、その記事によれば、フェラーリはウィリアムズとの間でもボッタスの契約解除に関しても合意に至ったという。
『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』によれば、ボッタスのマネジャーを務めるディディエ・コトンの仲介により、フェラーリが1,200万ユーロ(約16億円)にも及ぶ金額でウィリアムズからボッタスの契約を買い取ることで合意に至ったのだという。
『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』に寄稿したフルビオ・ソルムス記者は、ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』からの取材に対し、次のように答えたと伝えられている。
「キミは過去2年のフェラーリF1カーになじめていなかったし、フェラーリの新首脳部ともうまくいっていなかった。時には、彼は自分自身に対してさえうまく対応できていなかったようだ」