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フィンランドのTV解説者がボッタスとフェラーリのうわさに反論

2015年05月01日(金)20:31 pm

フィンランドの有名なF1解説者が、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスが来季はフェラーリに移籍することがほぼ確定的だという報道がなされたことに対して反論を展開した。

今週、イタリアのメディアが、フィンランド人ドライバーのボッタスが、来シーズンは同郷のキミ・ライコネンに代わってフェラーリのシートを獲得することになるだろうと主張。すでに両者の間では仮契約すら結ばれているかもしれないとまで報じていた。

だが、フィンランドのテレビ局『MTV3』でF1解説を務めるオスカリ・サーリは、そうしたうわさが正しいとは思えないと反論。自分は「この件に関してはかなり確かな情報を得ている」と主張し、次のように語った。

「ウィリアムズは、来シーズンに向けてボッタスの契約延長オプション(選択権)を持っているんだ。それに、基本的に(他チームと)仮契約を結ぶようなことは禁じられている」

「もちろん、みんな影で何をやっているかなど分からない。だが、彼(ボッタス)はチーム(ウィリアムズ)がそのオプションを行使するかどうかを決めるまでは、どんな約束などもするはずがないと私は思っている」

ボッタスのマネジメントチームの一員には、メルセデスのモータースポーツ責任者であるトト・ヴォルフも含まれていることもよく知られている。そのヴォルフが、メルセデスがエンジンを供給しているウィリアムズからライバルであるフェラーリへボッタスをすんなり移籍させることも考えにくいことではある。

だが、サーリも、ボッタスのフェラーリ移籍の可能性を完全に否定することはできないと見ている。

「フェラーリのほうはキミ・ライコネンに対するオプションを持っている。だから、もし彼らがそれを行使してキミを残留させようと思わなければ、次の候補者を探すことになる。その場合、バルテリが最高の候補者であることは間違いないだろう」

「だが、この段階では、私が知る限り、何の契約も結ばれていないよ」とサーリは付け加えた。

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