マクラーレン・ホンダでは、19日(木)から行われる今年2回目の公式F1シーズン前テストに先駆けて、16日(月)と17日(火)にバルセロナで宣伝活動のための撮影を目的として2015年型車MP4-30の走行を行っている。
16日にジェンソン・バトンがステアリングを握って走行させたMP4-30には、ヘレスのときと同じカラーリングが施されていたと伝えられており、どうやらマクラーレンでは今年もタイトルスポンサー不在のままシーズンの開幕を迎えることになりそうだ。
マクラーレン・グループの最高経営責任者であるロン・デニスは、この件に関してイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』に次のように語った。
「タイトルスポンサーによる資金が予算の40もしくは50パーセントを占めると考えるなら、そのときはもはや大規模予算のチームは存続できないということになる」
「我々としてももっと資金を調達することをあきらめたわけではないが、我々のクルマに低価格で大きな名前を載せたいとは思わないんだ」とデニスは付け加えた。