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最高速の良さがウィリアムズの「弱点」とボッタス

2014年04月11日(金)20:48 pm

ウィリアムズのバルテリ・ボッタスは、チームはまだポテンシャルを完全に発揮できていないと話している。

2013年はチーム史上最悪ともいえるシーズンを過ごしたウィリアムズだが、メルセデスエンジンに変更した2014年は、冬季テストで良いパフォーマンスを見せ、開幕前は、優勝はもとよりタイトル候補にまで名前が挙がったほどだった。

しかし、ここまで3戦で良い走りを見せているものの、ボッタスもチームメートのフェリペ・マッサも、まだ表彰台に上っていない。

ボッタスはフィンランドのテレビ局『MTV3』に次のように語っている。「日曜(決勝)は完全に成功とはいっていない」

「例えば戦略など、いま一つという部分がある」

「でも、本当にいい結果はまだこれからだと思っているよ。それがなるべく早いといいね」

またボッタスは、今年ウィリアムズの好調を支えているのは、エンジンメーカー3社の中でトップに立つメルセデスエンジンだと認めている。

「特にメルボルン(F1開幕戦オーストラリアGP)では、エンジンに間違いなくアドバンテージがあると実感したよ」とボッタス。

「でも、マレーシア(第2戦)とバーレーン(第3戦)では、差が小さくなった。ほかも常に開発を続けているからね」

ウィリアムズのマシンFW36は、どのサーキットでも一貫して最高速で全体のトップに立ち続けている。

この点について、ボッタスは次のように説明している。「それは、僕たちの車の弱点も反映しているんだ。ほかより少し空気抵抗が少ないのかもしれない。その理由は、ダウンフォースも少ないからだ」

「ストレートで得をする分、コーナーでロスしているときもある」

このことがチーム別のコンストラクターズランキングにも現れている。ウィリアムズは現在、メルセデスAMG、フォース・インディア、マクラーレンに次いで、メルセデスエンジン搭載チームの中では最下位である。

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