来週、F1第4戦中国GP(4月20日決勝)が行われる上海において、現在F1にエンジンを供給するメーカー3社が、今季から導入されたV6ターボエンジンの音を大きくするための方法について協議を行うことになった。
ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』が、メルセデス、フェラーリ、ルノーの3メーカーが来週の木曜日(17日)に会合を持つことになると報じている。
現在、自らのワークスチームであるメルセデスAMGが開幕3連勝と圧倒的な強さを見せているメルセデスは、シーズンの途中ではいかなるルール変更も認められないという姿勢を崩してはいない。しかし、エンジン音が小さくなったことを不満に思っているファンのために音を大きくする方法について話し合いを持つことには異論はないとしている。
『Auto Bild(アウト・ビルト)』によれば、メルセデスから出されると考えられている提案は、エンジンへの何らかの改修を伴うものではなく、単純に音を増幅させるというものになりそうだという。
メルセデスAMGのマネジングディレクターであるアンディ・コーウェルは、次のようにその理由を述べている。
「機構的に(音を大きくすること)は、簡単なことではない」