過去に起きたF1の別件が2013年になって再び蒸し返されている。かつてフェラーリの上級エンジニアだったナイジェル・ステップニーが先日、フェラーリが2007年の開幕戦に勝つため、故意に不正を働いていたと暴露した。
不名誉ないわゆる「スパイゲート」事件の主犯格だったステップニーは、『Racecar Engineering(レースカー・エンジニアリング)』に対し、優勝したキミ・ライコネン(当時フェラーリ)のクルマには、違法な可動式フロアが採用されていたと語った。
「フェアに勝ちたいと思っているが、当時のフェラーリ内では受け入れがたいことも横行していた」とステップニーは明かしている。