残り数戦でロータスを去るキミ・ライコネンだが、モチベーションは下がっていないと話した。
来年、古巣フェラーリへの復帰が決まっているライコネンは、F1第14戦韓国GPのフリー走行1回目で、珍しくミスを犯し、激しいクラッシュを喫した。
ライコネンが大きな事故を起こしたのは、昨年F1に復帰して以来、初めてのことだった。前回のアクシデントは、「たぶん2008年ごろだろう」とライコネンが話したと『Speedweek(スピードウィーク)』は伝えている。
ライコネンは、今年のチャンピオン争いからはすでに脱落しており、今のところ報酬を受け取っていないという。従って、モチベーションが下がっても不思議ではない。
「僕は何も変わっていない」とライコネンは主張した。「タイトルはなくなったけれど、変わらず優勝と表彰台を目指して戦う」
「ほかのチームと契約したからといって、何も変わらない。ただ転がしていることに興味はないからね」とライコネンは語っている。
傷めた背中について聞かれたライコネンは、韓国では「まあまあ」だと話した。ただし、特に粗い縁石は、意識的に避けていることも認めている。