フェラーリF1は、新たにタイトルパートナーとなった『HP』のデビューを祝うため、フェラーリの過去のカラーリングをフューチャーした赤・青・白の『SF-24』を発表した。
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また、フェラーリにとって今年は北米市場での創業70周年でもあり、この2つを記念して、クルマには過去の2つのカラー、『アズーロ・ラ・プラタ(Azzurro La Plata)』と『アズーロ・ディーノ(Azzurro Dino)』を讃える特別なカラーリングを施した。この青は、長年にわたりマラネロで生活の一部だったが、『HP』がデビューする舞台で約50年ぶりに復活させた。
■ウェア類も青へ
また、レーシングスーツ、シューズ、グローブ、ヘルメットなどもアズーロ・ラ・プラタのライトブルーとなった。アズーロ・ラ・プラタの水色は、イタリア人の伝説的F1ドライバーであるアルベルト・アスカリが最も成功した年に愛用し、常用していたものと同様で、50年代のアルゼンチンの公式レースカラーだ。
2度のワールドチャンピオンに輝いたアルベルト・アスカリは、縁起物としてこの色のシャツとヘルメットを常に着用していた。1952年、アスカリは特別に製作された青いノーズを持つフェラーリ375スペシャルでインディアナポリス500マイルに挑んだ。
また、限定版アイテムも販売されている。
■ヘルメットも青
ヘルメットには、シャルル・ルクレールはアズーロ・ラ・プラタ、カルロス・サインツはアズーロ・ディーノのレプリカとなるドライバーヘルメットを発表する。
また、フェラーリのスポンサーであるレイバンは、聞いたり、電話を掛けたり、ライブストリーミングビデオを見たり、コンテンツをキャプチャーしたりできる初の限定版レイバン・メタ・グラスを発売する。