モータースポーツ界をはじめ、エンターテインメントやスポーツ界から大物セレブが多数、集結したF1第12戦イタリアGP。その中のひとりが、フラビオ・ブリアトーレ(旧ルノー・チーム責任者)だ。
通称「クラッシュゲート」の大スキャンダルで一敗地にまみれ、ルノー脱退後はF1から距離を置いたブリアトーレ。それでも、営業サイドからのF1復帰は時折話題に上っている。そして7日(土)、夫人と3歳の息子を連れ、取りあえずではあるがモンツァに戻ってきたのだ。
「就活しに来たわけじゃない。それは確かだ」と、ドイツのテレビ局『Sky(スカイ)』に語る63歳のイタリア人、ブリアトーレ。
「私は今、自分の人生と仕事でとても幸せにやっている。刺激的だといってもいい。素晴らしい妻と子どもに囲まれているんだ。最高の一家さ」
「以前はチームが私の家族だった。今はたった2人が私にとっての家族だ。おかげで、よろしくやっているよ」といって笑うブリアトーレだった。