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タイヤの危険性を心配していないヒュルケンベルグ

2013年08月24日(土)13:13 pm

ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)は、今週末スパ・フランコルシャンでのF1ベルギーGPでレースすることを心配していないと語っている。

第8戦F1イギリスGPでは、タイヤ破裂(バースト)の問題が頻発し、タイヤサプライヤーのピレリはこの問題に対応。タイヤ使用のガイドラインが厳しくなったほか、タイヤの構造が変わっており、その後に行われた第9戦ドイツGPや第10戦ハンガリーGPでは問題なくレースが行われた。

しかし、スパはシルバーストン(イギリスGP開催地)以来の高速サーキットだ。

技術専門家のゲイリー・アンダーソンは「ピレリのエンジニアはある懸念をもってベルギーに来たと私は疑っている」と『Speed Week(スピード・ウィーク)』に語り、有名なオー・ルージュを駆け抜けるときにタイヤにかかる負荷は大きなものになると説明した。

実際、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)は、タイヤの内圧やキャンバー角などのガイドラインを実際にチーム側が守っているか、確認作業をピレリがさらに厳重にしたと報じている。

では、ザウバーのヒュルケンベルグは心配していないのだろうか?

『Speed Week(スピード・ウィーク)』とのインタビューでヒュルケンベルグは「なぜだい?」と返答している。

「いや、何も心配していないよ。エンジニアたちからは何も聞いていない」

「ピレリはキャンバーと内圧の面で正確な指標を僕たちにくれた。だから、問題ないと考えている」とヒュルケンベルグは楽観視しているようだった。

なお、フリー走行2回目ではセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がパンクに見舞われたが、これはタイヤに構造などの問題があったわけではなく、コース上に落ちていた破片などでタイヤが傷ついたものだとみられている。

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