エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)はかつての友人であるルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)について、ハミルトンがまだ関係修復のために自身のところにやってきていないと明かした。
2011年の傷害事件で証人として出廷することを拒んだハミルトンを、「弱虫」とスーティルは非難していた。
スーティルは2012年にF1を離れたものの、今年はフォース・インディアでF1復帰を果たしている。さらにハミルトンはスーティルとの関係を修復すると語った。
しかし、数か月後、スーティルはハミルトンが何もしなかったことを明かした。
『The National(ナショナル)』紙に対してスーティルは、「ルイスは話すことができないんだ。たぶん僕を怖がっているのかな。わからないね」と述べている。
「みんな大人にならなきゃいけないときがあるけど、彼は成長していないね」
スーティルは、ハミルトンの「個性」は成功の犠牲になったと考えているようだ。公営住宅で育ったハミルトンだが、まだ幼い時期に現マクラーレン・グループ会長のロン・デニスと契約していた。
スーティルは「たぶんね」と語り、次のように続けた。
「つまらないところから、突然、最高峰の舞台に連れて行かれ、みんなに愛される。どこにいっても最高のものを手にできて、多くのお金が急に入り、これがすべて人生に影響するんだ」
「早く目覚めて、成功するには自分の人生を理解しなければならない。そうしない人もいる」
「多くのものを得ただけで、友だちは作れないんだ。孤独で寂しい人になるんだよ」