キミ・ライコネン(ロータス)の去就をめぐり、各メディアの情報がこれまでになく錯綜(さくそう)している。
毎年、この時期は移籍関連のニュースが各メディアで報じられるが、関係者が交渉を有利に進めるため意図的に情報をリークさせる場合や、各メディアの憶測が入り交じり、さまざまな情報が飛び交う。だが、ライコネンの去就をめぐっては、例年以上にさまざまな情報があふれている。
ドイツの複数メディアは、ライコネンが母国フィンランドで行われたパーティーにおいて、来年はフェラーリへ復帰することを友人に認めたと報道。しかし、フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、ライコネンが望んでいるのはロータス残留だと語るマネジャー、スティーブ・ロバートソンの次のようなコメントを伝えた。
「キミはロータスで満足している」
「だが今は、未解決の問題についての情報を待っている状態だ」
「キミの将来について、ボールはロータス側にある」