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ウィリアムズ、今後女性ドライバーによるF1テスト計画なし

ウィリアムズには、近い将来、同チームの開発担当女性ドライバーであるスージー・ヴォルフに対して何らかのテストを行わせる計画はないようだ。

ヴォルフは、今月中旬にシルバーストンで、初めてサーキットでの実走行によるテストを行い、ウィリアムズや多くのF1関係者に好印象を与えていた。

ウィリアムズのチーフレースエンジニアであるセビ・プホラールはブラジルの『Globo Esporte（グローボ・エスポルチ）』に次のように語った。

「彼女はいい仕事をしたよ。ミスも犯さなかったし、新しいタイヤで順調に仕事をこなしてくれた」

しかし、「だが、現時点ではスージーに定期的にテストを担当させることは考えていない」と続けたプホラールは、ヴォルフにグランプリの金曜日のフリー走行を担当させる計画がないことを明らかにし、次のように付け加えた。

「シルバーストンで行った仕事はレース週末に行うものとは違うものなんだ。だからわれわれとしては、それは考えていないよ」

つまり、30歳となるヴォルフの今後についてはまだ何も決まっていないということだ。

ヴォルフ自身は、ウィリアムズのレースドライバーであるパストール・マルドナードとバルテリ・ボッタスに言及しながら、次のように語った。

「わたしたちには2人の素晴らしいドライバーがいます。ですから、今シーズンは金曜日にドライブすることはできないんです」

「でも、見ていてください。私はただじっとしていることが好きなタイプの人間じゃありませんから」

そう語ったヴォルフは次のように締めくくった。

「私は常に自分自身を成長させ続けたいと思っています。ですから、自分にとって何がふさわしいステップとなるのかを考えることになるでしょう」