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税金問題によりF1インドGPが消滅か

2013年07月27日(土)22:56 pm

F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、最近2014年のF1グランプリが20レースより増えることはないと語っていたが、どうやら現在のF1カレンダーから抜け落ちるひとつのグランプリがインドになりそうだということが明らかとなった。

来年は、ニュージャージー、ロシア、そしてオーストリアがスケジュールに組み込まれる予定になっている。もし、2013年のF1開催地がそのまま残れば、合計で22レースが行われることになる。

だが、エクレストンは来年のスケジュールも20戦に制限すると断言していた。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』と『Speedweek(スピードウィーク)』は、インドGPとF1韓国GPがカレンダーから落ちることになりそうだと報じている。

特に、インドでの問題は切迫したものとなっている。だが、その問題は今に始まったものではない。

2年前に首都ニューデリーの近郊でインドGPが初開催を迎えたときも、ぎりぎりまで税金問題にかかわる議論が展開されていた。

インド政府は、F1チームやドライバーが巨額の収入を得ていることから、彼らに課税するとの姿勢を示していた。だが、これまではエクレストンがなんとかその問題を丸く収めていた。

今後、F1カレンダーの調整作業が行われることになるが、F1ハンガリーGPが行われているハンガロリンクのパドックでは、エクレストンも「今回は厳しいだろう」とのうわさがささやかれている。

記者のミハエル・シュミットは、もしインド側が税金問題を鎮静化することがなければ、「(インドで)グランプリが開催されることはないだろう」と書いている。

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