NEXT...F1開催スケジュール

ロウが自分の後継者であると認めたブラウン

2013年07月27日(土)23:03 pm

メルセデスAMGのチーム代表であるロス・ブラウンが、マクラーレンから移籍してきたパディ・ロウがチームのかじ取りを行うための形が整えられつつあると認めた。

ブラウンはドイツの『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙に、「ああ、これまでいろいろな推測が流れていた」と語った。

しかしブラウンは、ロウがこれまでマクラーレンで20年にわたって行ってきた堅実な仕事ぶりを見れば、メルセデスAMGがロウをチーム代表にしようとしても誰も驚かないだろうとし、次のように続けている。

「だが、その計画は将来に向けて立てられたものだ」

「その考えは、私のチーム内での役割は時間とともに変わってゆくだろうし、そのときはパディがさらに責任ある仕事(チーム代表)に就くことになるだろうというものだった」

「だが、彼が予定よりも早めに合流したので、われわれとしても元の計画を見直す必要が出てきたんだ」

「現時点では、パディはできることはなんでも手伝ってくれているよ」

ロウ自身は、最終的には間違いなくメルセデスAMGを率いる立場になるだろうと考えられているにもかかわらず、この問題に関しては口をつぐんでいる。

ブラウンは、さらに次のように続けた。

「私が責任者だ。パディは私の下で働いている。だが、今後どこかの時点でそれは変わるだろう」

「それがいつかは分からない。私はすでに来季を迎えることを楽しみにしている。2014年はまったく新しいテクノロジーが導入されるし、非常にワクワクするような年になるだろう」

「メルセデスAMGも間違いなく力を付けるだろうし、すごく楽しいことになりそうだ」

具体的な時期がいつごろになるのかを教えて欲しいとお願いされたブラウンは、「私はパディと今後6か月は一緒に仕事をするだろうし、もしかすればもっと長くなるかもしれない。移行すべきときがきても、段階的に引き継ぎを行うことになるだろう」と語った。

だが、もしそのときがきても、ブラウンは完全に身を引くことは考えていないようだ。

「長期的にどのような役割を負うことになるのかは分からない。さまざまな選択肢があるんだ」

「私はこのチームや、メンバーたちが好きだからね」とブラウンは締めくくった。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック