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ベッテルはレッドブルに残って正解とベルガー

2013年06月17日(月)9:37 am

現契約を1年延長し、2015年までレッドブルに残ることになったセバスチャン・ベッテル。かつてフェラーリやマクラーレンに乗ったオーストリアの元F1ドライバー、ゲルハルト・ベルガーは、ベッテルが下した決断の正しさを高く評価している。

フェラーリあるいはメルセデスAMG入りをひっきりなしにうわさされているベッテル。それに反して今週、レッドブルと2015年までの2年契約を新たに結んだことが発表された。

ベルガーは次のように語る。「フェラーリでノータイトルより、レッドブルで5回チャンピオンになるほうがいいに決まっているよ」

「フェラーリについては後々考えればいいさ」

それもそのはず、レッドブルに乗るベッテルの選手権リードは先日の第7戦F1カナダGPを終えて36点に広がり、4連覇に向かって突き進んでいるのだ。

ベッテルが2013年もタイトルを獲得するのだろうか? ベルガーの答えはこうだ。「私はシーズン前からベッテルが1番のチャンピオン候補といってきたよ」

「ただし、今シーズンは折り返し点にも達していない。タイヤもまた選手権の行方を大きく左右するだろうね」

2013年シーズンはひとつの転換点になるかもしれない、そう読んでいる元F1ドライバーもいる。それは、ミカ・サロだ。

「これからの数戦は非常に重要だ」と、フィンランド『MTV3』に話すサロは、次のように続けた。

「もしベッテルが勝ち続ければ、このままタイトルをさらって行くだろう。昨年、イギリスGPで優勝したのはチームメートの(マーク)ウェバーだ。レッドブルはドライでもウエットでもシルバーストンを得意としている」

「ほかのチームには何とか反撃してほしいね。このままベッテルが楽に勝ち続ければ、選手権の興味がそがれてしまう」

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