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ピレリ、木曜は想定通り/F1モナコGP木曜まとめ

2013年05月25日(土)10:34 am

23日(木)に開幕したF1モナコGP。木曜のセッションはピレリにとって想定通りだったようだ。今後は、両コンパウンドのギャップが縮まると考えている。以下、ピレリのプレスリリース。

メルセデスのニコ・ロズベルグが、木曜日に行われた2つのフリー走行セッション(午前中のFP1と午後のFP2)で、FP1では P Zeroイエロー・ソフトで、FP2ではP Zeroレッド・スーパーソフトで、ともに最速タイムを記録しました。FP2の最速タイム1分14秒759は、昨年のベンチマークより1秒近く速いものでした。

ポール・ヘンベリー(ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
「モナコは、週末を通して路面の改善が大幅に進むサーキットのひとつであるため、既にマシンの序列が見え隠れしているものの、FP1とFP2から確固たる結論を導くのは難しいと言えます。ここまで、両コンパウンド間の性能差はラップあたり1秒程となっており、この時点での我々の想定通りですが、レース週末が進むにつれて、このギャップは縮まっていくと思います」

「週末を通して、より多くのラバーが路面に乗ることによってマシンはスライドしにくくなり、モナコではもともと高くない摩耗とデグラデーションのレベルがさらに低下します。ここまで見た限り、決勝では2ストップが主流となるでしょう。1ストップも十分可能です。決勝時と同様の路面コンディションで行われる土曜日の予選後、より正確な予測ができると思います。今日も見られたように、モナコで速いタイムを計測するためにはトラフィックが鍵となります。しかし、スーパーソフトコンパウンドの迅速なウォームアップによって、マシンは即座にスピードに乗ってベストなラップを刻むことができるでしょう」

本日のラップタイム上位:
FP1
1 ロズベルグ 1分16秒195 ソフト中古
2 アロンソ 1 分16秒282 ソフト中古
3 グロジャン 1分16秒380 ソフト中古

FP2
1 ロズベルグ 1分14秒759 スーパーソフト新品
2 ハミルトン 1分1秒077 スーパーソフト新品
3 アロンソ 1分15秒196 スーパーソフト中古

本日の統計:
ソフト
走行距離* 3,152
使用セット数** 51
最多ラップ** 33

スーパーソフト
走行距離* 1,566
使用セット数** 25
最多ラップ** 30

インターミディエイト
なし

ウェット
なし

*本日のFP1とFP2での全ドライバーによる総走行距離(km)
**コンパウンド毎の全ドライバー統計

荷重:
減速時の最大Gフォース(縦方向の荷重)ターン1で-4.26G
コーナリング時の最大Gフォース(横方向の荷重)ターン3で4.55G

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