キミ・ライコネン(ロータス)と母国を同じくする元ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンは、ライコネンがレッドブルへ移籍するとのうわさを「実に論理的な動き」と評している。
今週、ライコネンはレッドブルから来季のオファーを受けた事をほのめかし、現時点では2つのオプションがあると話した。
過去2度のワールドチャンピオンに輝いたハッキネンは、レッドブルへの移籍が賢明な選択だろうと考えている。
「レッドブルの方がチームとしてより力があるのは目に見えているんだから、そこに空きがあれば行くべきだ。実に論理的な動きだよ」とフィンランドのテレビ局『MTV3』に話している。
しかし、ライコネン自身が指摘するように、過去3年間連続でドライバーとコンストラクターの両方のチャンピオンとなったチームに移籍するのでさえ簡単な計算ではない。
「もちろんだよ、何年連続で勝ったと言ったって、来年にはルールが変わるんだからね」と、ハッキネンも同意する。
「ちょっとした宝くじみたいなものだよ。誰が良いマシンを作って、誰が失敗するかってね」