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マクラーレン、メルセデスの知的財産権保護に全力

2013年05月20日(月)9:37 am

マクラーレンは、来季もメルセデスと協力関係を維持することで、ホンダが不当に恩恵を受けるのではとの指摘を一蹴した。

マクラーレンは16日(木)、「ワークス」契約を結んだホンダのV6ターボエンジンを2015年シーズンから搭載することを正式に発表した。F1では2014年からエンジンに関する規則が抜本的に見直されるため、マクラーレンは新ルールが適応される来シーズンを現在の提供元であるメルセデス製のエンジンで参戦することになる。

そのため、現行のマクラーレンとメルセデスのペアから得た情報を参考に、新型V6エンジンを開発するホンダが不当に恩恵を受ける可能性や、メルセデスの知的財産権が危険にさらされる可能性を危惧する者もいる。

「この件については、メルセデス側と徹底的に話し合いを行い、メルセデス側がすべてにおいて満足できるよう細心の注意を払った」とマクラーレンのマネジングディレクター、ジョナサン・ニールは説明した。

さらに、「これはホンダのためにもならない」と続けている。

「ホンダはメルセデスと同様、非常に高潔な組織であり、マクラーレンは両社の間で誠実に行動するつもりである」と決意を述べた。

ニールは、メルセデスとマクラーレンの協力体制の下、ホンダへ移行する直前の2014年シーズンで成功を収めれば、両社の将来にとってプラスになると確信する。

「互いに成功する必要がある。それにより、パートナー関係に信頼が生まれるからだ」

「われわれの間に相互依存が存在していることは認識している。サーキット上ではライバルだが、見えないところでお互いに最上級の敬意を払っている」と付け加えた。

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