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フリー走行が重要に/F1バーレーンGPマクラーレン、プレビューコメントまとめ

2013年04月17日(水)18:16 pm

マクラーレンのジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスが、サヒールのバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第4戦バーレーンGP(4月21日決勝)に向けて意気込みを語った。

ジェンソン・バトン
「サヒールのサーキットでは、クルマの全体的なバランスがよいことが求められるんだ。難しくて、腕が試される低速コーナーがいくつかある。コーナーの入り口ではクルマを正確にコントロールして、コーナー出口で最大の加速力を得るようにしなくてはならない」

「それに高速での切り返しが必要なところもいくつかある。例えば、ターン6から7にかけてとかね。それから、坂を駆け上がりながら左に向かうターン11のように、いくつか高速コーナーもある。こうしたコーナーをうまくまとめるには、フロント側のグリップが重要だけれど、同時にいい加速力も必要なんだ」

「ここはグリップレベルがどの程度なのか予想するのがかなり難しいところだし、風向きがクルマのバランスを決める上で、重要な役割を果たすことがある。風が最高速やコーナリングのパフォーマンスに大きく影響するんだ。だから、予選と決勝に向けて全体的にベストなパッケージにするためには、これまで以上にフリー走行が重要な意味を持つものになるよ」

セルジオ・ペレス
「バーレーンGPのサーキットにはランオフエリア(退避スペース)もたくさんあって、高速と低速のコーナーがうまく組み合わされている。ドライバーにとって難しいのは、コーナーのコンディションが常に変わることと、周囲の砂漠からサーキットのいろんなところへ吹き込んでくる砂への対応だね」

「2か所のDRSゾーン(追い抜きを増やすことを目的とした空気抵抗低減システムの可変リアウイングを作動できる区間)によって、とてもいい戦いが見られるはずだと思う」

「ターン1への入り口と、ターン4のヘアピンの2か所が追い抜きにはベストのところだね。どちらも攻めるにはいい場所だし、相手のドライバーに内側のラインを取らせておいて、コーナー出口のところで追い抜きにかかるんだ。彼らがスキを見せたときにね。2つめのDRSゾーンは、ピットストレートにそって(ホームストレートで)再び仕掛けるために、主に前のクルマとの差を詰めるのに利用することになるだろうね」

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