いくつものメディアで伝えられている、セバスチャン・ベッテルがレッドブルとの契約を2016年まで延長したという報道を本人が否定した。
ベッテルは、契約を2年延長したのかと聞かれると、「契約の話はしないよ」と答えた。
『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』のリポーター、フランク・シュナイダーは、ベッテルが答える際に「頭を横に振っていた」から契約を更新していないという意味だ、と深読みしている。
ベッテルはそれを聞いて、ボディーランゲージが違っていたかもしれないと認めつつ、「でも何も言っていないじゃないか!」と笑った。
ベッテルは以前、いつかフェラーリで走りたいと話していた。シュナイダーはベッテルにレッドブルでキャリアを終えることも考えているかと聞いた。
「あるかもね。キャリアの長さにもよると思うけど」
2014年以降についてはいつ決めるのか、という問いには「2015年の初めまでには決めておきたいね。かといって今日決めはしないよ」と答えている。
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリも将来について可能性を広げたままにしている。
ドイツの『Welt(ヴェルト)』にベッテルがフェラーリドライバーの候補者になり得るか、と聞かれると、ドメニカリはこう答えている。
「ずいぶんと先の話だな。分からないけど、両者次第だから今からどうこうなる話ではないね」