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F1ドライバーを比べるのは失礼とバトン

フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）がセバスチャン・ベッテル（レッドブル）と比べて優れているといった論調に不快感を覚えるとジェンソン・バトン（マクラーレン）が明かした。

スペインの『AS』に元チームメートのルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）について聞かれると、バトンは「ルイスはとても速い、すごいドライバーだよ」と答えながらも、「よく聞かれるんだけど、もうこういう質問は飽き飽きだよ」と不満を漏らした。

さらに、アロンソはハミルトンを高く評価しているようだがどう思うかと聞かれると、「そうだね、フェルナンドはいつもルイスを褒めたたえてるよね」とバトンも同意し、「ルイスが大好きなんだよ」と笑いながら茶化（ちゃか）した。

「（ハミルトンが）褒め返している時もあるよね」

このような発言が、現チャンピオンのセバスチャン・ベッテル（レッドブル）に揺さぶりをかけるための「心理戦」なのか、と踏み込まれるとバトンは「知らないね。本人たちに聞きなよ」と答えた。

「そういうの（心理戦）には興味ないんでね」

「フェルナンドがセバスチャンよりいいドライバーかは僕には分からない。そんなことは誰にも分からない。ドライバーの中で誰が誰よりもいいと言い始めたら、この場合はアロンソとベッテルな訳だけど、それは失礼だと思うよ」

「皆を尊重しなければいけないと思うけど、でも（より尊敬されている）そういうドライバーもいるんだよね」