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フェラーリ、決定権はチームにあり

2013年02月05日(火)20:18 pm

ヘレス合同F1テスト不参加で物議をかもしているフェルナンド・アロンソ。フェラーリはアロンソの言いなりなのか? そんな見方をフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロは否定する。

フェラーリのナンバー1はアロンソ、それは間違いないが、同じスペイン人でマクラーレン時代の同僚だったペドロ・デ・ラ・ロサをフェラーリの2013年テストドライバーに指名したのは、アロンソだとみられている。

さらに、5日(火)からヘレス・サーキットで始まる合同F1テストでデ・ラ・ロサがアロンソの代わりに走る予定。

「それを決めるのはフェラーリであって、アロンソではない」と主張するのは、絶対的な発言力を持つモンテゼモーロだ。

アロンソ本人には、休養が必要だったと主張している。

「辛い戦いが続いた昨シーズンが終わると、僕らを待ち受けていたのは多くのPR活動だった」とイタリア『Autosprint(オートスプリント)』誌に語るアロンソ。「1月前半でさえ、いろいろあって世界中を飛び回っていたんだ」

「これじゃ最初の合同テストの準備なんかできないよ。だからヘレスに行く予定を変更して、その代わり暑い国で身体トレーニングをすることにしたんだ」

決してヘレステストの欠席を軽視してはいないというアロンソ。

「シーズン前最初のテストは、大ざっぱな印象を集めるためのものだ。決して性能を追い求めるような作業は行わない。行けなくて残念といった気持ちにはならないよ」

「相変わらずチームとは連絡を取り合っているし、たとえ遠くからでもすべて報告が入る」

「開幕前のラスト数週間で、やっとリラックスできる。その後は11月まで予定がびっしりだからね」

モンテゼモーロもアロンソの考えに同意している。「バルセロナでのテストは、(マシンの)性能に集中するものだ。いよいよフェルナンド(アロンソ)の出番だよ」

アロンソは、スペイン『AS』紙にこんなことを話している。「フェラーリには、自分の分身みたいな人間がいて助かるよ」

「フェリペ(マッサ)とペドロ(デ・ラ・ロサ)だったら、僕がいるのとほとんど変わらないからね」

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