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ルノー、F1エンジン供給増加を希望

2012年11月27日(火)11:25 am

より多くのチームに対してエンジンを供給することをルノーが狙っているようだ。これは、ルノーのカルロス・ゴーンCEO(最高経営責任者)がF1ブラジルGP(11月25日決勝)を訪問した後になされた報道である。

今シーズンのルノーは、レッドブル、ロータス、ウィリアムズ、ケーターハムの計4チームに対してエンジン供給を行っていたが、エンジンルールが変更される2014年からは、レッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソもフェラーリエンジンからの切り替えを検討中だとされている。

この件に関してモータースポーツ専門メディア『Speed Week』の記者マティアス・ブルナーは「複数のメディアに対して、ルノーがエンジン供給を増大させることを彼(ゴーン)は認めた」と報じた。

現在HRTとマルシャに対してエンジンを供給しているコスワースは、2014年以降F1からの撤退を余儀なくされるだろうというのが大方の見方だ。

ブラジルにおいて、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュはこう語った。「2014年に関しては、私の知る限りだと3社(ルノー、フェラーリ、メルセデス)がエンジン供給を決めている状況だ」

しかし、世界的金融危機を理由に2008年をもってF1活動を終了したホンダが、2014年からのF1復帰を計画中だとのうわさも依然としてささやかれている。

かつてホンダのチーム代表を務めていたロス・ブラウン(現メルセデスAMGのチーム代表)は、「現在のところ、具体的な声明は何もなされてはいない」として上で次のよう述べた。

「かつての仲間としての意見になるが、何年間かの厳しい状況が続いたのち、彼ら(ホンダ)は確実にばん回してきている。それに(F1への)参戦を熱望するエンジニアたちが数多くいることは間違いないだろう」

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