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F1でより良い薬物検査を求めるウェバー

マーク・ウェバー（レッドブル）は、バイクレーサーに罰則が下された事態を受けて、F1の統括団体に対して薬物検査を行うよう提言している。

ウェバーと同じオーストラリア出身のアンソニー・ウエストはロードレース世界選手権Moto2のカテゴリーでレースに参加していた。『AAP通信』は、薬物検査の結果で使用禁止薬物のメチルヘキサンアミンに陽性反応が検出されたため、1ケ月間の出場禁止処分が1日（木）付けでウエストに下されたと報じている。

ウェバーは、バイクレースの世界が競技から薬物を断とうとしている動きを歓迎しているようだ。そして、FIA（国際自動車連盟）に対して「潔白」であることを確認するためにも、その動きに追随（ついずい）するよう働きかけている。

「僕はずっとそのアイデアをもっとやるべきだと主張してきた。でも、FIAはそれを重要とは考えないんだ」とウェバーは指摘している。

「ほかのドライバーたちはそれを強烈に推し進めようはしない。だから、大きな問題になったことがないんだよ」

「お金もかかるし、ほかにもいろいろと手間が掛かる。何を犠牲にしたらみんなが実行するだろうか」

「実現させることはかなり難しいけれど、あきらめたりなんかはしない」とウェバーは締めくくった。