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引退後は自由を楽しむとシューマッハ

2012年10月15日(月)12:14 pm

今季での引退が決まっているミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は、2013年以降の活動を決めることを急いでいないようだ。

シューマッハはメルセデスAMGからオファーされた2年の契約更新を断り、スイスに住む妻子のところへ「帰る」ことにしたのだと話している。

「僕にとっては家にいることほど良いことはないんだ、自由だからね。そろそろまた自由を楽しみたいと思っているんだ」とドイツ紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング)』に語った。

しかし、2006年に1度目の引退を決めた際には、シューマッハはすぐにフェラーリのコンサルタントとしてF1のパドックに戻っていた。

今回は、メルセデスAMGで同様のアンバサダー的な役職に就く可能性があるとうわさされている。

しかし「予定はないよ」とシューマッハは語る。

1991年から2006年にかけて、前人未到の成功を収めた時代と、F1復帰後の3年間を比較すると「F1を違った角度から経験することができた」と表現するシューマッハは、「今はずっと開放的でリラックスしている。胸を張って去ることができるよ」と心境を語っている。

引退については、年齢等といった原因ではなく、単純に意欲の問題だったと説明している。

「この数カ月間、F1とかかわりたくないとか、次のグランプリの準備をしたくないとか思うことが何度かあったんだ」と自身のモチベーションの低下を認めた。

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