ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)の元マネジャーであるウィリー・ウェバーが、シューマッハ引退に対するチームの対応を批判した。
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)のメルセデスAMG加入が発表されたのが、先月の28日(金)。そしてその1週間後の今月4日(金)、シューマッハの引退発表がなされた。
こういったチームのやり方に関して、ウィリー・ウェバーは次のように非難している。
「彼(シューマッハ)の引退発表を、ハミルトン加入よりも先にすべきであった」
またドイツ通信社『SID』に対して、メルセデスAMGが「来シーズンのマシン性能の改善」を保証できていなかったことを明らかにしたウェバーはこう続けた。
「そして7度の世界チャンピオンの名声さえ、時には危機にさらされることもある」
なおウェバーは、シューマッハがメルセデスAMGのチームマネジメント手掛けることになるという世間のうわさにも懐疑的な見方を示している。