ブラジルのインテルラゴス・サーキットで15日(土)に行われたWEC(世界耐久選手権)第5戦サンパウロ6時間で、ポールポジションからスタートしたトヨタの7号車アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール組が優勝。トヨタに同シリーズでの初優勝をもたらした。
TS030ハイブリッドで参戦するトヨタは、アウディのハイブリッド搭載R18eトロン・クワトロやハイブリッド非搭載のR18ウルトラを抑えてポールポジションを獲得。最前列から決勝をスタートした。
決勝でもトヨタは速さを見せ、2位に入ったアウディの1号車R18eトロン・クワトロに1分差をつけて優勝。同シリーズでの初優勝を果たした。3位には、アウディの2号車R18ウルトラが入っている。
女性レーシングドライバーの井原慶子が所属するガルフレーシング29号車は、25位でレースを終えた。