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マーク・ウェバー「エンジンマップの修正による変更点はない」

レッドブルのマーク・ウェバーは、ハンガロリンクで行われたハンガリーGPフリー走行1回目で24周を周回し、ベストタイムは1分24秒546で13番手。フリー走行2回目では17周を周回し、ベストタイムは1分23秒814で14番手だった。

マーク・ウェバー
「今日はウエットとドライの両方のコンディションで走ったけど、まだ取り組まなければならない作業も残っている。大満足な1日ではなかった。でもまだ金曜日で助かったよ。うまくいっている所もあるし、時間を取られている部分もある。今夜一通りチームで確認する予定だよ。まずマシンのバランスを修正しないといけない。エンジンマップ（エンジンの点火タイミングや燃料の噴射量などのセッティング）の修正による変更点はないよ」

先週末に行われたドイツGPにおいて、レッドブルのエンジンマップがルールに反して空力上のアドバンテージを得ているのではないか、と統括団体FIA（国際自動車連盟）から指摘を受けていた。これを受け、競技委員が調査を行ったが、違反ではないとの結論が下されている。しかし、FIAは25日（水）にルールを明記した文章を発表し、これによってレッドブルは、29日（日）決勝のハンガリーGP以降、従来型のセットアップに戻さざるを得なくなっている。