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セバスチャン・ベッテル、コース外走行は接触を避けるためと主張

2012年07月23日(月)12:46 pm

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、22日(日)に行われたF1ドイツGP決勝後にペナルティーを受けたことについて、問題となったコース外走行は接触を避けるためだったと語った。

レースも残り2周となったところでマクラーレンのジェンソン・バトンの背後に迫ったベッテルは、第6コーナー(ヘアピン)の立ち上がりでコースの外側へマシンをはみ出させてバトンを追い抜いた。この追い抜きはレース後に審議対象となり、コース外を走行してアドバンテージを得たとして、ベッテルには20秒加算のペナルティーが下されている。

この件についてバトンはレース後、『Autosport(オートスポーツ)』へ次のように語っていた。

「本当に何も言うことはないよ。テレビの映像が物語っている通りさ。それよりレースの話をしたいね」

一方のベッテルは、バトンとの接触を避けるためにコースの外側を行かざるを得ず、その時点でバトンがどこにいるのか分かっていなかったと次のように話した。

「難しい追い抜きだった。彼が内側にいるのかどうか分からなかったんだ」

「接触は避けたかったからね。クルマの横のほうは見えなかったから、十分なスペースを空けておこうとして大きく回ったんだ。僕たちはみんなタイヤで苦しんでいたけど、あのときのジェンソンもそうだったと思う。だから僕は彼を追い抜いたんだ」

「僕はまだ彼がそこにいるんだと思っていたし、あまりにも早く彼の前をふさぐことはしたくなかった。いくらかのスペースを残しておきたかったんだ。クラッシュは避けたいからね。だから安全に行くためにコースの外に出たんだよ。彼にはもう加速する力が残っていなかったけれど、僕は滑りやすい塗装面に乗っていたにもかかわらず、彼を追い抜くことができたんだからね」

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