ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)は、元F1ドライバーのジャン・アレジのヘルメットデザインで27日(日)に決勝を迎えるモナコGPに挑む。
かつてフェラーリとザウバーで活躍したアレジはベルニュにとって先輩フランス人ドライバーである。ベルニュがアレジデザインのヘルメットを使用するのは、この週末に史上最年長のインディ500の新人ドライバーとなるアレジを応援するためだ。
一方、22歳のベルニュは、当初はインディアナポリスの現地でアレジを応援する予定だったが、「トロ・ロッソへの加入が決まったんだ。そうなると当然、モナコGPの日程とかぶってしまう」ため、アレジに直接声援を送ることはかなわなかった。
ホンダやシボレーといったライバルエンジンに比べ、大幅にパワーが不足していると言われるロータスエンジンを搭載するアレジは、インディ500を最後尾の33番手からスタートする。