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ザウバー「可夢偉には申し訳ないことをした」

バルセロナのカタルーニャ・サーキットで行われたスペインGP予選でザウバーでは、両ドライバーとも最終セッションのQ3まで進出したものの、小林可夢偉は油圧トラブルのため走れず。チームメートのセルジオ・ペレスは6番手になった。チームCEOのモニシャ・カルテンボーンとトラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラが予選を振り返った。

モニシャ・カルテンボーン
「この結果にとても満足しています。ムジェロテストでいい感触を得た後ですので、2台ともQ3に進めると考えていました。その通りの結果が出て何よりですね。セルジオの6番グリッドは素晴らしい結果です。Q2セッション終了後に油圧系のトラブルでクルマを止めなくてはならず、カムイ（小林可夢偉）には申し訳ないことをしました。けれど、レースに向けては自信をもっていますよ」

ジャンパオロ・ダラーラ
「予選の結果にとても満足だ。技術的な側面から見て、ムジェロテストで出た結果がこのコースで証明されてよかったと感じている。ドライバーは2人とも素晴らしい仕事をしてくれて、速く安定した走りを見せてくれた。カムイのクルマに油圧系のトラブルが出てしまったことが残念だ。ダメージを最小限に抑えるため、あの時点でクルマを止める判断を下した。明日は重要な日になる。レースでも素晴らしい結果を手にできると確信しているよ」