F1第11戦アイフェルGP(11日決勝、ニュルブルクリンク)予選を終えて、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【予選結果】F1第11戦アイフェルGP 予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「昨日のアイフェルGPの初日は悪天候のために走行できませんでしたが、2日目の本日は天候が回復し、外気温は9℃と低いもののドライでFP3、予選ともに走行できました。
FP3では1時間のセッションの中で予選と決勝に向けた最適なセットアップを見つけなければならず、また初走行のサーキットということもあり、かなり忙しい一日になりました。昨日の遅れを取り戻すべく、チームとともにプログラムを見直してFP3に臨みました。基本的に予定通りにプログラムを消化し、いい仕事ができたと思います。
また、昨日の悪天候のおかげで奇しくも第13戦に予定されている2Dayイベントのエミリア・ロマーニャGP(イモラサーキット)の予行演習にもなりました。
予選では、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペンが3番手、アルボンが5番手といい走りをしてくれました。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台についてはガスリーが12番手、クビアトが13番手という結果でした。Q3進出を果たせなかったことは残念ですが、明日のレースでは新品のタイヤを履いてスタートできる利点を活かしてポイント獲得を狙ったレースができればと思います。
明日も気温が上がらず路面温度も低い予報ですが、本日の走行からPUそして車体側ともによいデータが得られたので、明日に向けて最大限のパフォーマンスを発揮できるように準備を進めます。」
●F1第11戦アイフェルGP タイムスケジュール
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