マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、レッドブルを去るエイドリアン・ニューウェイが以前指摘したF1におけるイギリスメディアの偏見報道について「100%」の支持を表明した。
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■ニューウェイ、イギリスメディアに「不当な悪者扱いを受けているのは不公平」
ニューウェイは、アストンマーティンと2025年からの契約を発表したが、フェルスタッペンも追随するとの噂が立っており、イギリスメディアで描かれている姿についてフェルスタッペンを擁護した。
ニューウェイはドイツ人ドライバーでF1を引退したセバスチャン・ベッテルにも言及し「2人とも時に不当な悪者扱いを受けているが、それは非常に不公平だと思う」と述べた。
彼は一般的な「イギリスメディア」と広く指摘したが、「かなりナショナリスティック」な報道を行うイギリスの放送局『Sky』を名指しした。
■コロネル「オランダびいきではない、攻撃的なスタイルが好きなだけ」
フェルスタッペンと同郷のトム・コロネルは、ニューウェイの「正直さ」を称賛した。「彼は結局のところイギリス人だ。時々、私にオレンジのメガネ(オランダびいき)を外せと言う人もいるが、必ずしもオレンジのメガネをかけているわけではない」と、彼は『Viaplay』に語った。
「私はただ攻撃的なスタイルが好きなだけなんだ。それがマックスのファンである理由だ。退屈な瞬間などない。常に何かが起こっている。クラッシュしようが勝利しようが、彼には情熱があるんだ。だから、ニューウェイがイギリスのメディアでこのように率直に言うのは非常に正直だと思います。なぜなら彼は批判を受けるリスクを冒しているからね」
■フェルスタッペンも同意
重要なのは、フェルスタッペンもニューウェイのイギリスに対する偏見の評価に同意していることだ。
「まったくその通りだよ。100%同意する。議論においては、常に自国の選手を守るために話すことになるけど、できるだけ中立を保とうとする。そして、一部の国は行き過ぎていると思う。最終的には、彼らが何を言おうが叫ぼうが、僕には関係ないよ」とフェルスタッペンは『Viaplay』に語った。