メルセデスを傘下に置くダイムラーが、メルセデスF1チームに関する最近のうわさを公式に否定した。
オランダの『Ziggo Sport(ジッホ・スポルト)』が最近、元F1チームオーナーのエディ・ジョーダンがメルセデスのF1ワークスチームがロンドンに本部を置く多国籍化学会社のイネオス(Ineos)に9億ドル(約940億円)で売却されるのは「絶対に確実」だと語ったと報じた。
ジョーダンはさらに、メルセデスF1チームのCEOを務めるトト・ヴォルフはもうその職を辞するべきだと語ってもいた。
ヴォルフはすぐにそうしたうわさを否定していたが、このほどダイムラーのスポークスマンもドイツの『DPA通信』に次のように語った。
「我々はチームと共に続けていくつもりだし、それはメルセデスチームであり続けるだろう。我々は去る計画はしていない」
「さらに、我々はほかのチーム代表を立てることも計画していない」
また、メルセデスF1チーム売却のうわさがささやかれていることでルイス・ハミルトンもメルセデスとの契約延長に慎重となっているようだと報じられていたが、ダイムラーのある関係者が匿名ながら次のように語ったとも報じられている。
「我々は同じ人々と続けていくことになる。ルイス、バルテリ(ボッタス)、そしてトトだ」