今週末に開催されるF1カナダGPにホンダが投入する改良版PU(パワーユニット)はかなりの進歩を遂げているようだとうわさされている。
■カナダで投入する改良PUは40馬力向上か
全21戦で行われる2018年F1シーズンだが、主要コンポーネントは年間3基までとルールで定められている。そして、各エンジンメーカーでは今季の7戦目となるカナダに改良版PUを投入することを計画している。
そして、最近のうわさでは、ホンダが持ち込む改良PUはこれまでよりも最大40馬力ほどの出力向上を果たしているようだと言われている。
■かなり改善されているはずだとハートレー
このうわさについて質問されたブレンドン・ハートレー(トロロッソ)は、スペインの『AS』に次のように答えている。
「僕ははっきりした数値は知らないんだ。ホンダあるいはトロロッソの誰かに聞く方がいいと思うよ」
「だけど、かなり改善されたものになるはずだと僕は思っているよ」
■すごく期待しているとガスリー
チームメートのピエール・ガスリーもホンダのパワー向上を楽しみにしているようだ。
「実際にどういう違いがあるのかに関しては金曜日(8日)まで待つことになる」
そう語ったガスリーは次のように付け加えた。
「F1では期待通りにならないこともある。でも、よくなることだってある。だから、それを確かめたいと思っている。だけど、今回の改良に関してはすごくワクワクしているよ」